もはやチートなオートインテリジェンスEQ「soundtheory / GULLFOSS」レビュー




どうも、waohn🐕(@waohn_)です。

 


2018年のブラックフライデーで購入していて、しばらく使ってみたのでレビューをしてみようと思います。

実はEQが欲しくて、GULLFOSSWAVES / SSL 4000 Collectionで迷っていたんですが、
wavesはブラックフライデー後の年末に大幅値下げされていたので

GULLFOSS選んでてよかった…」と心底思いました。

 


soundtheory / GULLFOSS

 

  • 個人的な評価 : ★★★★☆
  • オートインテリジェンスEQ
  • 負荷はそこまで重くはない
  • トラックにもマスターにも挿せる汎用性

 

いわゆる今流行りのオートインテリジェンスEQになります。

 

GULLFOSSは、時たまFabFilter / Pro-Q2と比較されます。

僕はそちらは利用したことがないのでなんとも言えませんが…

 

EQの効果としてはもはやチートです。

正直、izotopeのOZONE8を使ったときより感動しました。

 

全体的に聞きなれないパラメータ数値が多いですが、

  • 「RECOVER(中〜高域) / TAME(低域)」がEQのかかり具合の調整
  • 「BIAS」は「RECOVER/TAME」で弱いところの増強
  • 「BRIGHTEN」は音の分離具合
  • 「BOOST」よくわからん

大方こんな感じだと思います。

 

BOOSTは説明書を読むと低音を強調して中域を削る感じみたいです。

よくイヤホンとかである「低音重視」みたいなかかり方ですかね。

個人的にこれは使わないです。正確に言うと音楽性的に使えない感じですかね。

 

個人的なコツとしては色々試してみた結果、

  • マスタートラックに挿す場合はリミッターやマキシマイザーの後に挿す

これで変なかかり方をしなくなります。

 

逆に注意点としては、

  • かけすぎると変にサイドチェインみたいなかかり方

になってしまいます。

公式サイトにも書いてますが、基本的に100%を超えないように使うことを想定しているようです。

Q. I am using Gullfoss and the output sounds rather harsh. What do I do?

You have probably revved up your Gullfoss settings too high. Remember that recover and tame values over 100 are usually too high and in most situations you may only wish to use much lower values to get the desired effect.

 

ちなみに今はMacOS版のみのリリースされています。(2019年1月現在)

今後はwindows版もリリースされると噂されています。

公式もwindows版に触れてますね。しかもその時は数ヶ月半額セールをするかも!と予告しています。

When we release the Windows version of Gullfoss there will be an Early Access phase that will last for a few months.Throughout Early Access the price will be $99 or equivalent (roughly half price).

 

※追記

windows版のリリースが正式に発表されたようです!


 

ちなみにオーソライズがかなりスムーズだったので個人的にはそこも高評価です。

 

soundtheory 公式サイトから購入できます。

価格は通常時で$199です。


まとめ

 

シンセ音源などとは違い、音楽性を画期的に変えるものではないですが、

確かに楽曲のクオリティと、制作スピードの負荷が少なくなる意味ではかなり評価の高いプラグインです。

 

EQに困っている場合は無料トライアル版もあるので試してみても良いかもしれません。

 


 

 

そんな話。

 

 

 

それでは!











1 個のコメント

  • コメント失礼します。
    このプラグインは本当に感動するほどすごいですよね。
    ミックスやマスタリングの効率化にとても活躍します。

    記事を拝見し実際の感想に触れることができ、大変参考になってます。
    購入のきっかけの一つの記事でもあります。

    チートとはどこでも言われますが、私もgulcfossで良かったと思っています。

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