どうも、waohn🐕(@waohn_)です。
ガレージバンドやlogicで打ち込みが終わった後、
イコライザーやコンプレッサーなどで曲をいい感じに調整する「ミックスダウン」や「マスタリング」という作業があります。
しかし、DTMを始めたばかりだと、
「ミックスダウンもマスタリングもぶっちゃけよくわかんない…」という人もいるかもしれません。
それぞれの意味を理解すると
正しいアプローチで曲の飾り付けをすることができるので感覚だけでも掴むと上達の近道かもしれません。
2mix?ミックスダウン?
ミックスダウンは「トラックダウン」とも言われますが、曲が完成した後に各打ち込みのトラックを調整する作業になります。
料理でいうと、味付けの部分です。
具体的には、
- 音を左右に振る
- 各トラックの音量を揃える
- イコライザーで音が被らないようにする
- オートメーションを書く
などの調整をする作業になります。
このミックスダウンで曲が決まると言っても過言ではありません。
そして、
調整してできた音源を「2mix」と言います
人によっては曲を作りながらミックスダウンをする人もいます。
僕もどちらかというとある程度はミックスダウンしながら曲を作っています。
ミックスダウンは個性が一番出るところなので、
勉強や感覚を習得するには、自分の好きな曲の音の振り方や音量を観察すると自分なりの答えやコツを掴むコツです。
とにかく作りたい感じの曲をたくさん聴くというのが近道です。
また、このミックスダウン作業をAIに任せる事もできます。
【iZotope / Neutron 2 Standard】
「Neutronがある程度処理した音源を自分好みに修正する」というのも手っ取り早くミックスダウンを終わらせる方法かもしれません。
マスタリングは音圧を上げる作業
マスタリング作業はミックスダウン後の音源の音圧を上げる作業になります。
料理でいうと盛り付けの部分ですね。
しかし、音を大きくする事だけを注視する人もいますので、
もう少し正確にいうと、
- 他の音楽との音量を合わせる
です。
また、
ミックスダウンは各トラックを調整しますが、
マスタリングはオーディオファイルに書き出してから調整する事もできます。
特にトラック数が多い曲だとPCへの負荷も上がってしまうので、
オーディオファイルに書き出してから行うとスムーズに作業できます。
「マスタリング中にDAWソフトが落ちる」という悲劇を防ぐためにも…
また、マスタリング後に
- オーディオ出力の際に音割れを防ぐためマスタートラックを「-0.1db」で書き出す
- マスタートラックに何も刺さない or マキシマイザーだけ刺す
などなど、これも人によって色々なやり方があります。
こちらもAIにマスタリングを任せることができます。
しかし、「ozone」に関してelements版は、
- マキシマイザー
- イコライザー
の2つしか処理してくれないので、
購入を考えるのであればstandard版をお勧めします。
どちらもAIに任せるならバンドル版を
ミックスダウンもマスタリングも両方AIに任せるという事であれば、「iZotope / O8N2 Bundle」がお勧めです。
- ミックスダウンソフトの「Neutron 2 Advance」
- マスタリングソフトの「Ozone 8 Advance」
が両方セットなので、それぞれ購入するより安価です。
まとめ
ミックスダウン、マスタリングはこだわればこだわるほど時間のかかる作業です。
ある程度のところで完成させるのが僕なりに感じるいい曲を作るコツです。
また、基礎を学ぶのであれば下の二つの本がかなり役に立ちます。
問題集的な感じでCDも付いており、細かい解説も図解付きで収録されています。
この2つはDTMerのバイブル的な雑誌ですね。
https://twitter.com/tonarimachi_oz/status/1063732000157122560
そんな話。
それでは!
コメントを残す