こんにちは、隣町本舗(@tonarimachi_oz)です。
みなさん、EDM作ってますか?
今でこそ定義が広くなりすぎて解らなくなりつつありますが、シンセなどの電子楽器を用いた、いわゆる踊れるような曲のジャンルをEDMと定義されているように思います。
そのEDMの音楽を作るにあたって必須の技術になるであろう「サイドチェイン」もしくは「サイドチェーン」
これはドラムやベースが入るタイミングでシンセの音を抑える役割を果たしています。
今では日本のJ-POPシーンを牽引しているサカナクションの音源にも、
当然のごとくサイドチェインというテクニックが使われています。
サイドチェインの役割
歴史を紐解くようなマニアックな事をここでは紐解きませんが、
サイドチェインがどういう目的で使用されているのか。
主にグルーヴ感を出すために使用されることが多いです。
先にあげたサカナクションの楽曲であれば、
INORIという曲があるのですが、この曲だと解りやすいと思います。
1:03以降からが特に解りやすいのではないでしょうか?
キックが鳴っている間だけ、シンセサウンドが少し音量が下がっているのが解るでしょうか?
「たったこれだけの処理?」かと思いますが、これだけで曲にグルーヴ感つまりはノリが生まれるのです。
もう一つ僕の楽曲で「mayday morning blue」というアンビエント楽曲があるのですが、
そちらでもキックのタイミングでサイドチェインをかけています。
「サイドチェインあり」
「サイドチェインなし」
サイドチェインありの方がシンセがウネウネしているのがなんとなく解ってもらえるだけで十分です。
次は、そのサイドチェインのかけ方について書いていきます。
LogicProでのサイドチェインの設定
サイドチェインをかける場合はコンプレッサーを使用します。
また、GarageBandではサイドチェインをかけることはできません。
GarageBandとLogicProの違いも記事にしていますので、そちらも見てみてください。
まず、サイドチェインの元になるドラムのキックを用意します。
サイドチェインをかけたい音源、ここでは「エレクトリックピアノ」のトラックにコンプレッサーを設定します。
次に設定したコンプレッサーのGUIを立ち上げ、今回はキックに合わせてサイドチェインをかけたいので
右上のサイドチェイン「kick」に設定します。
どの音を元にサイドチェインを設定するのかを決めれば「side chain」を押下するだけで、
「キックに合わせてエレクトリックピアノがウネウネする」はずです。
また、
細かい設定として
- PEAK → 一番大きい音に合わせてサイドチェインをかける
- RMS → サイドチェイン元のトラックの平均の音に合わせてサイドチェインをかける
が設定できます。
まとめ
サイドチェインを使いこなせるだけでグルーヴ感があるウネウネしたサウンドを作ることができます。
また、キックではなく、ベースに合わせてサイドチェインをかけるなど色々試してみるのも面白いかもしれません。
徒歩1分圏内にコンビニがあると、毎朝朝ごはん買いに行ってしまう
— 隣町本舗@やらかしマン (@tonarimachi_oz) May 6, 2018
そんな話。
それでは!
合言葉は「一人でできるもん!」
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