位相やマスタリングを目で見て確認できるMultiMeter【Logic Pro X講座】




どうも、waohn(@waohn_)です。

 

マスタリングを耳で判断出来ることも大事ですが、それが目視できればいいなーと思ったことは度々あると思います。

有難いことにlogicにはそんなマスタリングのプラグインも用意されています。

 

Adaptive Limiter はlogic pro Xでマスタリングをするための必需品【logic pro X講座】

2019年5月25日

MultiMeterの設定方法

 

[Meterring] – [MultiMeter] から設定出来ます。

 

MultiMeterでは、

  • ラウドネスメーター
  • レベルメーター

が常に確認できます。

あと、メイン部分でもある

  • アナライザー
  • ゴニオメーター

音を目視確認できます。

 

「アナライザー」

画面上部の「ANALYZER」から確認ができます。

画面には16Hz~16kHzまでの63の周波数帯もしくは、20Hz~16kHzまでの31の周波数帯に分けて表示されます。

どの周波数帯が鳴っているのか確認できるので、耳が痛い部分、もしくは足りない部分を確認し、必要であればEQや各トラックの音量などを目視で確認して調整する事ができます。

 

各パラメータについて

  • Detection

→アナライザーの画面で表示するチャンネルを「Left/Right」「LRmax(ステレオの最大音量)」「Mono(LeftとRightの入力を合成してモノラルで表示)」から選べます。

特に強いこだわりがなければMonoで確認するのが一般的です。

 

  • Mode

→ピークレベルの表示を「RMS Slow / RMS Fast」「Peak」から選べます。
RMSはlogicが判断した音の平均値をとってピーク値を表示し、Peakは実際に耳で聴いた音でのピーク値を表示します。

特にどちらでも問題ないですが、僕はPeakで設定しています。

 

  • Analyzer Bands

→アナライザーの表示を16Hz~16kHzまでの63の周波数帯もしくは、20Hz~16kHzまでの31の周波数帯を設定出来ます。
個人的には63で問題ないと思います。

 


「ゴニオメーター」

右側のGONIOMETERから表示ができます。

 

  • Auto Gain

→ゴニオメーター内の音量が小さい場合に、INPUTのレベルを調整する事ができます。
※実際のオーディオレベル自体は変わりません。

 

  • Decay

→ゴニオメーターの残像の秒数を設定出来ます。
これは好みで設定するといいです。僕は500ms~1000msで使用してます。

 


位相の確認

 

マスタリングをする上でも重要な位相の確認CORRELATIONメーターで確認できます。

正常なステレオ状態になっているか確認ができるものです。

この値の位置で位相状態を判断でき、なるべく真ん中~右側に値が振れるようにしてください。

 


まとめ

 

耳で聴くマスタリングも大事ですが、目視でパラメータとして音が見れるようになると制作スピードも上がりますね。

 

そんな話。

 

 

それでは!











1 個のコメント

  • 【音楽制作】ラウドネスの扱いについてまとめる|オーマイガー東京 へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です