どうも、waohn🐕(@waohn_)です。
近年のDTMerはやはり何かと戦いに巻き込まれがちです。
その中でも大きな戦いは「音圧戦争」でしょう。
なぜ音圧戦争が始まったのか
始まりはおおよそCD販売が始まり、ウォークマンのように音楽が取り込むことができるデバイスが登場し始めた頃です。
「シャッフル再生」が普及し、いろんな曲をごちゃまぜに聴くようになり、
音源ごとに音量の差が出るようになりました。
当然、色々なデバイスで聴かれることを前提に作られているので、
音量を下げて調節することに重きを置かれるようになりました。
なので、
シャッフル再生で「音量が小さい」ということは、ベストな音量で聴かれにくい原因になりました。
※諸説あります。
大きな音が良い音?
ではなぜ大きい音がいい音なのか。
人は周波数が高ければ高い程、もしくは低ければ低い程、
中域と全く同じ音量であっても音が小さく感じます。
そこで、音圧を上げると高い音から低い音までワイドレンジで聴こえるようになるので、
「音圧が高い音が良い音」と考えられています。
つまり、難しい事を抜きにして書くと誰しもが
- 「聴こえないから音圧をあげる」
- 「いい音(?)で聞いてもらうために音圧を上げる」
のです。
音を大きくするには?
音を大きくする方法のコツとしては、音を揃えるところにあります。
- 大きい音は抑えて
- 小さい音は持ち上げる
ことをしてあげます。
そしてその方法を簡単に説明すると「コンプレッサー」をトラックにかけてあげます。
コンプレッサーは頭一つ出ている音を抑える役割をします。
似たようなプラグインにリミッターがあります。
リミッターは出ているところをぶった切るようなイメージです。
音を大きくする上ではピークを越えることを避けるように調節します。
コンプレッサーで頭出ている音を抑えてあげます。
そして、コンプレッサーは同時に小さい音をほぼ同じレベルまで音を持ち上げてくれる便利な機能です。
もっと追求していくとここまで単純ではありませんが、
ざっくりとしたイメージでつかんでいけばいいと思います。
もちろん、音圧が全てではありませんし、戦い方はそれぞれあります。
この戦線で真正面から戦うも、引いて別のアプローチで戦うもよし、
ただ、「なぜ音圧を上げると良い音に聴こえるのか」というセオリーになりつつある問題を認識することが大事だと僕は考えます。
まとめ
なぜそうなったのかを知ることは、今後どうなっていくのかを分析や予測する力として身につきます。
他にも、うんちくとして人に話すだけでもネタになりますしね。
カメラとかオーディオIF買い換えたり、マイクも買い足したりしたいけど、今一番自分にあった枕が欲しい!
— 隣町本舗 | 作曲&BLOGマン (@tonarimachi_oz) August 24, 2018
そんな話。
それでは!
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