ギター・ベース録音の質を上げるなら「DI」が先。GRACE design m303を導入した話




楽曲制作の依頼をこなす中で、EDMやインターネットミュージック系の質は上がってきたものの、生録音したギターやベースの質に少し個人的な不満を抱えていました。

具体的には後処理でなんとかすることが多いので、録音時のそもそも音の質を上げたい、という課題です。

色々検討し、宮地楽器RPMを訪問して、DIとマイクプリアンプを複数試奏した結果、
自分が求めていたのは圧倒的にDIでした。

 

DIとマイクプリアンプ、何が違う?

厳密には「違い」というより用途の違いです。試奏を重ねて感じたのは、

 

  • マイクプリアンプ → 今の好きな音をさらに磨きたいとき
  • DI → そもそもの録音クオリティの根幹を底上げしたいとき

ざっくりこのイメージで選んでみると、失敗しにくいと思います。

 

導入したDI:GRACE design m303

試奏したDIの中で一番しっくりきたのが、GRACE design / m303でした。

一言で表すなら「芯のある、分離感のあるサウンド」。

バンドサウンドに求めるまさにその質感で、ここまで変わるとは正直思っていませんでした。

他に試奏したDI・マイクプリのレビュー

他にRPMで試奏したDIはいくつかあるので、自分なりの評価と感想をまとめておきます。

 




OzDesign「Ultimate DI」

個人的に一番期待していた機材でしたが、自分の用途では「楽しくない音」という印象でした。

ただ、これは使い方次第で

  • 現状の音作りには満足していて、ボリュームと音圧を底上げしたい
  • マイクプリとの組み合わせでベースアップを図りたい

という用途であれば、かなり映えるDIだと思います。


 

RUPERT NEVE DESIGNS 「RNDI-M」

こちらも試奏しましたが、個人的には合わなかった印象です。
高音域の質がしっかり上がるが、「全部テレキャスっぽい音になる」という印象。

ただ、

  • ボードへの組み込みやすさ
  • シーンを選ばない「今っぽいサウンド」

というメリットは大きいかも。

自分の好みではありませんでしたが、汎用性は高そうなイメージ。


おまけ:試奏したマイクプリのレビュー




AURORA AUDIO「GTP1」

DIの次に欲しいと思った機材。
特にアコギとの相性が抜群で、めーーーちゃくちゃ刺さりました。

ただ今回は予算オーバー(予算目安:約20万円)だったため見送りましたが、いつか導入したい一台。





API「3122V」

完全に予算オーバーでしたが参考に試奏。

「好きな音」というよりは「どんな場面でも使える音」になるイメージです。守備範囲広め。

まとめ

 

もし同じ理由でギター録音の質を上げたい、という悩みがあればGRACE design / m303お勧めです。


  • 思ったより予算をかけずに改善できる
  • 見た目もスタイリッシュで高級感がある
  • バンドサウンドの録音に求める「分離感」がしっかり出る

というまとめの評価。今後の必須機材。

 

かっこいいの、大事。

 

それでは。











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