これまで色々な記事を更新していましたが、2020年あたりから一度更新頻度を減らしていた期間、アーティスト方面の活動や、作曲家としてのスキルを上げるためにそちらに注力しておりましたが、この期間の機材の変わり方などまとめてみると面白いかもと思いまとめてみることにします。
なんだかんだ音楽を初めて8~9年近くになるかもしれません…
ここまで色々お仕事をいただけていることに感謝しています。
これまでのオーディオIFの歴史
2016年〜2019年
Line 6 / Sonic Port VX

過去に記事にもしていますが、DTMを始めた当時はLine6のsonic port VXを使用していました。
・マイクが内蔵している
・ギターもそのままシールドが刺せる
が、かなり大きい決め手になっていたような気がします。
当時としては機能面で困ってはいなかったですが、
・マイクをアップグレードしたい(コンデンサーマイクを使ってみたい)
というステップアップ目的で次のオーディオIFに切り替えた気がします。
2019年〜2022年
FOCUSRITE / Scarlett 2i4 G2

言わずもがな知れたFOCUSRITEへアップデートしました。
購入した当時はまだまだ出てきたばっかりでみんなが注目していたIFだと思いますが、
数年前くらいから「歌い手セット」みたいな感じで投げ売りされているような気がします。
(そのせいであまり良い印象を持っていない人も多いかも)
モニターヘッドホンのボリュームも別で調整できるし、ギターとマイクが両方録音できる事にかなり助けられた気がします。
(自身の代表曲もこのオーディオIFで収録した気がします。)
次のステップに進もうと思ったきっかけは、
エンジニアさんたちと相談していた内容がいくつかあり、
・自分の声が大きくマイクの録音がだんだん合わなくなってきた
・ギターの録音があまり良くない
(全体的に音量が低く、録音した音を扱いにくくなった)
あたりです。
エンジニア「オーディオIF何使ってるの?」
私「FOCUSRITE / Scarlett 2i4です!」
エンジニア「あ〜…」
と言われ続けて、次のステップとしてマイクプリアンプが優秀なオーディオIFを探したことがきっかけです。
マイクプリアンプを別途買い足してもよかったのですが、
そもそもの受け皿であるオーディオIFの性能を上げないとこの問題は解決しないと思ったので購入に踏み切った記憶があります。
2022年〜2025年 現在
ANTELOPE AUDIO / Discrete 4 Synergy Core

安定のAntelope Audioを導入しました。
導入後に知ったのですが、
・DPSにバグが多く動かないことが多い
・メーカーサポートが本当に悪い
と、色々言われているAntelope Audioですが、私はなんとか問題なく使用できています。
買い換えたことで、問題にしていた音量問題や録音問題は完全に解決しました。
むしろ、今ほとんど不満点がありません。
なんなら、
Antelopeから返ってくる音の質もかなり良く、細かい音像まで見えるようになってきました。
(耳が良くなったのもあると思うけど、機材の影響も大きいはず)
唯一ある不満点としたら
・1Uラックに収めたいのに1Uラック仕様のアクセサリが存在しない
→(3Dプリンターで作るとかしないといけなさそう)
・簡単に電源を落とせない
→(ワンボタンで電源を落とせず、設定から「POWER OFF」を選ぶ必要がある)
→(割とつけっぱなしにしちゃってる)
くらいかもしれません。
(この記事をまとめていて、antelopeをもう3年近く使っていることに驚いています…)
次に買い換えるなら…
1Uラックに収めたい、という希望を叶えるためにでかいオーディオIFにするかも
強いてあげるなら
MOTU / 828
DANGEROUS MUSIC / SOURCE
(これの1Uラックカスタマイズパーツも合わせて欲しい)
ANTELOPE AUDIO / Discrete 8 Pro Synergy Core
ただ、今のオーディオIFが壊れない限りは買い換えることはないかな…
まとめ
音楽制作には欠かせないオーディオIFですが、皆さんはどのようなステップアップをしていきましたか?もしくは考えていますか?
ちょっと困っていたとしたら、細々とステップアップをするよりもサクッとミドルエンド、ハイエンド製品に手を出してしまった方が楽曲制作のクオリティは上がってくるかも知れません。
アウトボードなどに本格的に手を出して久々の機材沼にハマってみたいですが、とりあえずは制作が楽しいので後回しになるかも…
(SSL Fusionを買った友人宅で触らせてもらって2mixのクオリティが格段に上がりそうで少しだけ手を出してみたい気持ちがある)
それでは。
コメントを残す