「普通のヘッドホンでミックスした曲を、iPhoneや別のスピーカーで聴いたらまったく違う音に聞こえた」
経験したことあるかもしれない。
リスニング用ヘッドホンが音を「良く聴かせる」味付けをしてしまっている。
DTMではなるべく「そのままの音」を聴けるものがベスト。
自分のモニターヘッドホン遍歴をまとめつつ、おすすめも記載したい
開放型 vs 密閉型
開放型は耳周りのハウジングに穴が開いており、音の抜けが良く自然な定位感が見れる。
ただし音漏れするため、ボーカルなどマイクを使用する際は向かない。
密閉型(クローズドバック)は音漏れせず、低音もしっかり出る。
宅録でのモニタリングや、録音中のヘッドホンとしても使えるため汎用性が高い。
- 開放型
- メリット:音がいい、ほとんどスピーカーと同じ。
- デメリット:ボーカルとかマイクを使用したい場合には音漏れを拾ってしまう
- 密閉型
- メリット:音漏れがしない。
- デメリット:スピーカーで聴くほどの音の空気感が見れない
「ボーカルをやるなら密閉型」「DTMだけなら開放型」でいいと思う。
モニターヘッドホン遍歴
おすすめを書く前に自分の遍歴を書いてみる。
2019年ごろ(密閉型)

audio technica ( オーディオテクニカ ) / ATH-M30x
曲制作をするなら、とヘッドホンを買ってみた1代目。
当時Twitterとかで評価が良かったので買った記憶がある。
音としては今思えば中域がかなり強調されているヘッドホンだと思う。
2021年ごろ(密閉型)

いわゆる定番中の定番。ザ・モニタリングヘッドホンを持ってないのは今後の成長に関わるかな、と思って買った。
「モニタリングヘッドホン」の標準だけあって、正直音は楽しくない。
ただ、これのおかげで「フラットな音」が理解できた気がする。
これは今だに使用してる。
2022年ごろ(密閉型)

「ハイレゾ対応」 とのことで購入した気がする。
ただ、結果から言うとこれはすぐに手放した…
理由は
- CD-900STと装着感が全然違う、なんなら痛い(少し内側に向くような感じになってる)
- CD-900STよりも音が近すぎる
のストレスがあった。
音はぶっちゃけ900STとそこまで変わらなかった。
2024年ごろ(開放型)

Austrian Audio ( オーストリアン・オーディオ ) / Hi-X65
ここで初めて開放型に手を出してみた気がする。
音に関してはびっくりするくらい変わった。というか、開放型ってほぼスピーカーで聴いてるくらいのリスニングになった。
ただ、上にも書いてる通り「ボーカルに使用すると音を拾っちゃう」問題で、
- サウンドメイキングはHi-X65
- 収録はMDR-CD900STに切り替え
がめんどくさくて手放した。
現在(密閉型)

ULTRASONE / Signature MASTER MkII
今は、ULTRASONEのSignature MASTER MkIIを使ってます。
巷では「前のモデルより音が〜〜」みたいな酷評されてるけど、ぶっちゃけ今まで使ったヘッドホンの中で一番いい。(前のモデルと聞き比べてないから)
音はほぼ開放型と同じ。
密閉型でほとんど開放型と同じ音が聞けるのでかなり重宝してる。
欠点は販売終了してるので壊れると困る…
【予算別】おすすめモニターヘッドホン
自分が試したことある、というベースで書いてみる。
▍ ① SONY / MDR-7506 | 1万円台
放送業界のスタンダートらしい。ただ、これを買うのであればもう少し予算足して900STまで行った方がいいかも。
▍ ② SONY / MDR-CD900ST | 2万円台
何も考えずにこれを買っても基本的には失敗しないと思う。
長く愛用できるヘッドホンになるし、緊張してスタジオに行っても同じものが置かれてるので安心できる。
▍ ③ YAMAHA HPH-MT8|2万円台

YAMAHAのモニタースピーカー「HS」シリーズと同じモニタリング哲学で設計されたヘッドホン。
これもスタジオ標準と言われてる。(自分も見たことある)
CD-900STじゃなくて人とちょっと違うのがいい、って場合はこれもありかも。
▍ ④ SONY / MDR-MV1|5万円台
SONYって本当にすごくて、開放型のクオリティも高い。MV1はかなり第一線で戦える気がする。
ULTRASONEを買う時に試聴したんだけど、開放型を買うならこれにしたい気持ちがある。
まとめ
最終的には好みになると思うが、長く使えるヘッドホンというベースで書いてみました。
ただ、体調によっても聞こえ方が違うので、「ヘッドホンアップデートしたいな」と思ったらモニターコントローラーとかを検討してみてもいいかも。

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それでは。













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