Logic Proでモノラルデータを書き出す時、1トラックずつ書き出していませんか?
これ、強引な方法ですが、まとめて出力できます。
個人的なメモに毎回残しているんですが、きっと困ってる人他にもいるな、と思ったので備忘録として書き起こしておきます。
無限に時間がかかるモノラル書き出し
依頼仕事などでボーカルの処理が必要になり、作業後にパラデータを書き出す時、
毎回「トラックを選択して…モノラルトラックに変換して…バウンスボタンで書き出し…、トラックを選択して…モノラルトラックに変換して…バウンスボタンで…」と書き出すトラック数分作業が必要です。
しかも、Logicのオフライン書き出しを私はあまり信用していないので
(※オフラインの時とリアルタイムで書き出す度に乱数が変わる(多分浮動小数点の兼ね合いだと思う)ので、聞いている音源と同じエフェクトのかかり方にしたい場合は絶対リアルタイム書き出しをする)
4分の曲で10トラックあると、4分×10回=40分待ってました。
これかなり虚無の時間。
解決できますこれ。
モノラルデータをパラでまとめて書き出したい
オーディオデータがモノでも、ステレオのプラグインを1個でも挿さっているとステレオのトラックになってしまうので、書き出したいトラックがモノラルになっているか確認します。
書き出す時にボリューム/パンのオートメーションを含めるにチェック入れてパラで書き出すと、パンのデータを入れる必要性が出て強制的にステレオになるのでここにチェックを入れるとモノで出せません。
ボリュームを反映しつつパラ出ししたい際は、
ステレオのトラックは気にせずボリューム/パンのオートメーションを含めるにチェックを入れて全て書き出した後に、
①モノラルのgainプラグインを各モノラルトラックの一番最後に挿す
②ボリュームで設定している-◯dBをゲインにコピペする
③ボリュームをゼロにする
の作業をモノラルで書き出したい全トラックに適用した後、モノラルで書き出したいトラックを選択して⌘+Eで書き出します。
(この方法、Logicのモノラル書き出しの不満をツイートしたところ、kijibatoさんに教えていただきました。マジでありがとうございます。)
まとめ
Logicかなり癖があるDAWなので細かいところに手が届かないものが多くて、地味に困ります。(あと謎にバグをよく踏む)
どこかのタイミングでAbeltonに移行したいなぁ…と思いながら、金額と睨めっこしたりしています。
それでは
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