どうも、隣町本舗(@tonarimachi_oz)です。
佐賀の巨匠こと
山出さん@lurci_icrul と色々お話しとご飯と行きましたとさ pic.twitter.com/xIQD5b3ULi— 隣町本舗 & Ao | 6畳作曲家 (@tonarimachi_oz) November 27, 2018
#2分20秒の音楽 を毎週日曜日の21時に作られている山出和仁さんに会いに佐賀県は佐賀市まで会いに行きました。
せっかくなので事前に打ち合わせのお電話させていただいた時に、
「山出さん…差し支えなければインタビューさせていただいていいですか…?」
『あっ!全然いいすよ!』と快諾いただけました。




実は成田から佐賀へのフライトで機材トラブルがあったらしく飛行機の時間が2時間遅れてしまいました…
しかし、そんなことも許していただけるほどとても物腰の柔らかい方でした。
佐賀の薄暗い街を走りながら作品にかける思いや考えをお伺いしてみました。
お互いに初対面ではありましたが、とても快くお話いただけましたのでぜひご覧ください。
2分20秒の生まれた経緯

お昼食べる時間なかったので、佐賀に到着後大盛りローカルフードを…!




当時はyoutubeに曲をアップしてたのでツイッターに公開してもyoutubeに飛ばないと聴けない感じだったのがちょっとネックに感じてたんですよね。
そこで後輩の徳久くん(@daretonarandemo)と「ツイッター上で全部曲を聴けるようにしたらいいんじゃない?」という話になったので、調べたところ「どうやらツイッターでは2分20秒が最長時間らしい」とわかったので、
「じゃあ、2分20秒で完結する曲ならウケるんじゃ無いか?」っていうのが始まりですね。


ただ、フォロワーさんから「#140秒 っていうハッシュタグだとアダルトな動画が出てくるからやめたほうがいい」って言われて…笑

それ以降は今の「#2分20秒の音楽」になったわけですね。

この時はまだハッシュタグはありませんでしたが、「これいけるかも!」と続けて今に至る感じですね。
雨の日の玄関でキレイな音が鳴っていてiPhoneに録音。Twitter動画の最長2分20秒で完結する曲をお題に作りました。無形で相手によって返すものが違う「水」はよくよく不思議なものだと。
「水の音」
歌:德久望
作曲編曲:山出和仁#movie #music #art #MV pic.twitter.com/lbkgm0PgKY— 山出和仁|作曲編曲愛猫家 (@lurci_icrul) June 11, 2017




知り合いの音楽やっている方が、曲を「イントロ」と「Aメロ」と「サビ」をパッと聴いて判断してるといっていたので、Aメロ歌い出しから心を掴まないとな、と…


そういった意味では隣町さんのバイノーラルアンビエントなんかはまさにイヤホンを着けさせるいい方法だと思いますね!

僕もイヤホンを着けさせる手段としてバイノーラルに手を出しましたね。
ただ山出さんの#2分20秒の音楽があるからこそ生み出せてるものだと思っていますので…
影響を受けたアーティストについて


ファンタジー系のアニメでEDを歌うことが多い方で、
僕は「まおゆう」のEDから知って、そこから色々聞いていくとはまってしまいました。
あとはラルクアンシエルですね 笑


ネットでふと音楽を知って「あ、いいな」と思ってたら、佐賀の知り合いのクリエイターさんにろはにさん(@lohani_ymbtsrz)って知り合いがいるんですが、まさかの ろはにさんの知り合いでした 笑


ちょうどその頃に「ゆず」が来てたのでゆずでギターデビューしました。
でも、ゆずの『いつか』を弾いてたら、「なんか感性が違うな」と感じて…結局ラルクとかに流れていった行きましたね 笑




特にリンキンパークにハマりました。「ミクスチャーロックすげぇ!」って
日本だとハイスタが来てた時代ですね。



かくいう僕もポストロックとかハードロック坊主だったので、コードチェンジばっかり極めてましたよ 笑



「楽器ができなくてもDTMができる!」って言う方がウケるのかなって思ってましたけど、やっぱりそれは間違いだなって、楽器弾けないのは強みじゃ無いと気付きましたね。
今年フリーランスに転身して

唐津まで行き、二人でイカを


ただ仕事ができる方ではないから「社会人に向いてないんじゃないのか…」って違和感はあったんですよ。
母親よりは先に死ななければ何でもやってみてもいいかなと思って…
まっさらな状態で一度挑戦してみたいなって思ったんですよ。
実は父親が自分と同じ年くらいに亡くなってるから、挑戦しないともったいないかなと思って…色々考えた結果辞めました 笑


会社の仕事だと頑張っても自分の信用じゃ無くて、会社の信用として蓄積されるから、そこに全く魅力を感じれなかったですね。
実は辞める前に社長の奥さんに直接その話をしたんですよ!
もちろんめちゃくちゃ怒られました 笑

でも会社にしか信用が蓄積されないって感じた事とかあったんですか?

毎週曲を作ってたから、その活動を見ていただいていた方から有難い事にお仕事も頂けましたし、信用がやっぱり大事だなと思いました。
その信用が「山出和仁」に蓄積していくことで僕らしく生きていけるかなって。

今フリーランスとして活動されてますけど、ロールモデルといいますか、参考にされている方とかいらっしゃいますか?

いないからこそ何していいかわかんないですね…笑
他のDTMerさんだとこおろぎさん(@Kohrogi34)とかロールモデルにしてる人はいると思いますが、僕はなんかなれないなと思って…


オーディオストックって購入していただくとお金は頂けますけど、直接感謝されないじゃないですか…


彼はオフラインで強くて、僕はオンラインで強いという違いがありますけどね。
繋がりを意識したいって言うところでも、やっぱり直接感謝されたい!って思いますね。
「絶対聞かないでください!」ってツイートしてくれた方が気になります

僕の方は見てくれないアラン様


自信なく自分の作品を公開するするなら出さない方がいいんじゃないかなと僕は思いますね。


『過去最高の曲ができました!』と毎回書いてくれたら僕も全部聞きますね。


むしろそれなら逆に『絶対に聞かないでください!』くらいに書いた方がウケるんじゃ無いですかね 笑
「逆に気になるわ」って!
僕は怖いのでやりませんが…笑
「誰が発祥か分からなくなるといいですね」


#2分20秒の音楽というコンテンツとしては、深夜の2時間DTMのような形になればいいと思ってますね。
発祥者がわかんなくなればもっとこのハッシュタグも面白くなると思います


でも、ハッシュタグとしてというより、自分の作品を広めるものとして広まれば嬉しいですね。



そこは僕もぜひご協力させてください…!
山出和仁の野望

「考えるときはたまに海見にきますね」


あとはコンテンツ以外であれば音楽やってる人意外の繋がりが今は気になりますね。
絵描きさんとか、映像さんとか、雑貨作られてる人とか、音楽以外でも凄い人はたくさんいますし、お互い戦うんじゃなくて協力して何か提供出来たらなと思ってそこの橋渡しができればなと思って…

今後の野望なんかもあれば聞かせてください!

目標は佐賀に1000人移住させたいですね 笑
そして移住者が増えてきたら最終的に自分の名前が無くなるレベルで発展すると嬉しいですね


でも…やっぱり本音はちやほやはされたいですね 笑
まとめ
お電話は何回かさせていただきましたが、やはり直接お話させていただくと表情などもあり山出さんが感じている事を生で感じることができました。
やはり魅力たっぷりの人で「佐賀の夕日って綺麗ですよね」と、佐賀を愛しているのがひしひしと伝わってきました。
また実は山出さん以外にも3deciliterさんにもお会いでき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
その時のお話はブログに書けない内容でしたが…笑
山出さんが東京に来たことない!と言われてたので、その際にはまた別の話も交えて東京の面白いところもご案内しないと…と!
アラン様に会ったぞ!!(警戒中) pic.twitter.com/k1Vi7l3WeL
— 隣町本舗 & Ao | 6畳作曲家 (@tonarimachi_oz) November 27, 2018
実際にアラン様にもお会いできました…
めちゃくちゃ美人さんでした…
そんな話。
山出和仁 HP
「〜言葉にならない余白を表現をする〜」【Twitterアカウント】
山出和仁|作曲編曲愛猫家(@lurci_icrul)
それでは!